出西窯と民藝の師たち

出西窯と民藝の師たち

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出版社
青幻舎
著者名
多々納弘光
価格
2,200円(本体2,000円+税)
発行年月
2023年11月
判型
四六判
ISBN
9784861529351

たくさんの「お陰さま」で育まれた出西型コミュニティは、
現代の共同体に生きる人たちへ
大きなヒントを与えてくれる。
――山崎亮(コミュニティデザイナー)


島根県出雲市。
終戦直後のこの地で、素人の青年たちが陶器づくりを始める。
戦後の大きな価値転換を経て目指したのは、誰かが誰かを搾取することのない、理想の工芸共同体だった。

柳宗悦、河井寛次郎、濱田庄司、バーナード・リーチ……
民藝の師父たちに導かれ、いまや島根を代表する窯元となった出西窯。

生涯の生きがいとはなにか。
仕事の喜びとはなにか。
創業者の一人が語る、世代を超えた、共同体としての軌跡。


人が集まるような文化こそが
出西窯の魂なんだ。
―永六輔

■目次抜粋
1章 工芸の共同体を目指す ―河井寛次郎と仕事の喜び
2章 ただ無名の職人として ―柳宗悦と山本空外
3章 古作に学ぶ新作づくり ―吉田璋也と濱田庄司
4章 共同体を支えた信仰心 ―バーナード・リーチと無自性
5章 百年デザインを目指して ―外村吉之介と鈴木繁男

補筆 その後の出西窯 ―多々納真 
解説 これからのコミュニティが参照すべき歴史 ―山崎亮

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