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公安警察官の活躍を描く倉島警部補シリーズ第6弾!
倉島は、日本の公安のプライドを守ることはできるのか――
警視庁公安部外事一課の倉島は、「ゼロ」帰りのエース候補だ。
ロシア外相の来日に際し、随行員の行確を命じられる倉島だが、
そんななか、ベトナム人殺人事件の一報が。
犯人はロシア人ヴァイオリニスト・ヴォルコフである可能性があり、
しかも彼が来日中の随行員と接触しているかもしれないという噂だが、
倉島はそれを信じようしなかった。
ところが、本件に入れ込み、ヴォルコフの調査を続けていた白崎が消息を絶ってしまう。
外事二課や捜査本部も動き出し、無事に身柄が確保された白崎だったが、
なんと、行方不明になっていた間、ヴォルコフと接触していたという。
倉島は白崎と共に本格的に捜査に乗り出すことに。
すると、なぜか外事二課で中国担当の盛本も、ヴォルコフの情報を集めていることがわかる。
殺害されたベトナム人は、ヴォルコフの他に、中国国家安全部の者も接触していたのだ。
ベトナム、ロシア、中国の繋がりを探る倉島。
そんななか、レコーディングスタジオにいたヴォルコフが殺害されたとの一方が入り――
捜査が混乱する中、倉島は、盛本から協力者の中国人女性を紹介される。
彼女によると、今回のベトナム人殺害事件の背景にあるのは
ベトナムへの原発建設計画をめぐる中国とロシアの争いであり、
ヴォルコフを殺したのは、中国国家安全部の工作員だという。
倉島たちは、ロシアがヴォルコフ殺害の実行犯を特定して報復する前に
その身柄を確保しようとするが…
一体、中国の工作員とは誰なのか。
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