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出版社
文光堂
著者名
杉原健一 , 島田安博 , 山口研成
価格
5,500円(本体5,000円+税)
発行年月
2023年10月
判型
B5
ISBN
9784830622656

【9年ぶりの大改訂!患者のQOLを考慮した大腸癌薬物療法を実施するコツを臨床視点で解説!!】
待ちに待った9年ぶりの大改訂!
多くの新規抗がん薬や分子標的治療薬が登場した大腸癌薬物療法.
医師はそれぞれのレジメンの治療効果・特性,副作用とその対処法などを十分に理解したうえで,
患者のQOLを考慮した最適な治療法・レジメンを提供することが求められる.
本書では,ガイドラインに記載の大腸癌薬物療法のレジメンを上手に実施するためのコツや,
副作用への対策を臨床の現場で役に立つように解説した.

≪主要目次≫
Ⅰ 総論
1.大腸癌化学療法の目的と治療価値
2.大腸癌治療ガイドライン2022年版アルゴリズムの解説
3.大腸癌化学療法の治療の継続・変更の基本的考え方
[One Point Advice]切除不能肝限局転移に対する治療方針
[One Point Advice]腹膜播種症例の治療方針
[One Point Advice]メンテナンス療法の意義 ほか
Ⅱ 各種レジメンの実際
1.FOLFOX+BEV療法,CapeOX+BEV療法,SOX+BEV療法,FOLFIRI+BEV療法
2.FOLFOX+CET/PANI療法, FOLFIRI+CET/PANI療法
3.FOLFOXIRI(+BEV)療法
[One Point Advice]術後補助化学療法としてFOLFOX/CapeOX療法施行後の再発症例の治療
[One Point Advice]肝転移切除後の術後補助化学療法は行うべきか -術後補助化学療法を推奨する立場で- ほか
4.sLV5FU2+BEV療法,カペシタビン+BEV療法
5.レゴラフェニブ
6.IRIS CapeIRI (+BEV)療法 
7.イリノテカン抵抗性に対するイリノテカン+CET/PANI療法
8.ロンサーフ?,ロンサーフ?+アバスチン?併用療法
9.BRAF/BEACON
10.MSIや遺伝子異常を標的とした薬剤(ICIほか)
11.高齢者の全身化学療法
[One Point Advice]病診連携・医療連携 ほか
Ⅲ 副作用マネジメント
1.白血球減少・好中球減少,血小板減少
2.悪心・嘔吐
3.口腔粘膜炎
4.下痢
5.皮膚障害
6.末梢神経障害
[One Point Advice]ゲノム検査について,一般病院での対応は,その実績は
[One Point Advice]右側,左側原発部位での分子標的薬の使用 ほか
7.アレルギー反応
8.インフュージョンリアクション
9.間質性肺炎
10.低マグネシウム血症
11.タンパク尿
[One Point Advice]shared decision makingとは -インフォームドコンセントとの違い- ほか
索引

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