THE MATCH

小学館文庫

THE MATCH

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出版社
小学館
著者名
ハーラン・コーベン , 田口俊樹 , 北綾子
価格
1,408円(本体1,280円+税)
発行年月
2023年11月
判型
文庫
ISBN
9784094072235

傑作ミステリ『森から来た少年』待望の続編

幼い頃に独り森で育った過去を持つ天才調査員ワイルド。コスタリカでの新生活を終えてアメリカに帰国した彼は、DNA鑑定サイトを使い生みの親を捜していた。亡き親友の母・豪腕弁護士ヘスターの協力を得て、父親と思われる男を捜し出したものの、母親が誰なのか、なぜ自分が森に捨てられたのかはわからないままだった。そんななかで母方の血縁者と思しき男PBからの4か月前のメールに気づいたワイルドは、彼と連絡を取ろうとする。PBはリアリティ番組のスターだったが、あることが原因で大炎上し、行方がわからなくなっていた。PBの周辺調査を進めるワイルドだが、やがて思わぬ事件に巻き込まれてしまう…。
一度読み出したらページをめくる手が止まらない!世界的ヒットメーカー、ハーラン・コーベンが放つ、傑作ミステリ『森から来た少年』待望の続編。

【編集担当からのおすすめ情報】
90年代に「マイロン・ボライター」シリーズで大ブレイク、以降、本国アメリカだけでなく世界各国で読まれ続けるヒットメーカー、ハーラン・コーベン。クオリティの高いミステリを長年にわたって毎年発表し続け、日本でも前作の『WIN』は日本推理作家協会賞翻訳部門賞の最終候補作に選ばれるなど、「コーベン作品にハズレ無し」と太鼓判を押される存在です。最近は『ステイ・クロース』『ザ・ストレンジャー』『シェルター』など、映像化作品が次々に作成・配信され、まさにエンタメ界の最重要人物の一人と言っても過言ではありません。
そのコーベンの新作『THE MATCH』は、2022年刊『森から来た少年』の続編です。主人公のワイルドは、物心つく前に森に捨てられ、35年前、6、7歳のころに森で発見された過去を持ち、現在もニュージャージー州の森の中で暮らす不思議な男。めっぽう魅力的なこのキャラクターに加え、コーベン作品ではお馴染み、冠番組も持つ人気者の豪腕弁護士で、ワイルドの母親代わりでもある「最強おばあちゃん」ヘスター、この二人の活躍が前作以上にパワフルに描かれます。ワイルドがDNA鑑定サイトを使って生みの親捜しを始めたことから、明るみに出たさまざまな事実、そして新たな事件。映像が浮かぶような鮮やかな描写と、まったく先の読めないスリリングな展開に圧倒される、極上のエンタテインメント小説です。ぜひお楽しみください。

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