小田急沿線の不思議と謎

じっぴコンパクト新書

小田急沿線の不思議と謎

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出版社
実業之日本社
著者名
浜田弘明
価格
1,100円(本体1,000円+税)
発行年月
2023年11月
判型
新書
ISBN
9784408650586

小田急が走るからこそ沿線も発展した。人々が住み、学校ができ、国の施設ができ…。国鉄・JRをはじめ、周辺の鉄道とも密接に絡み合って東京と神奈川の重要な交通体系を形作り、私たちの生活に欠かせない小田急各線。知れば知るほど愛おしくなる、降りたことのない駅に降りたくなるエピソード満載!


●第1章 過去があるから今がある! 歴史がわかる都市開発物語
新宿が生まれ変わる! 小田急を中心とした「新宿グランドターミナル」
小田急線高架複々線化の先駆けとなった狛江市内の「開かずの踏切」問題
駅周辺の高級住宅街は学校主導でつくられた!
国鉄駅を動かし一大商業地に成長した小田急町田駅周辺史
中央林間が相撲の町になっていたかも!?

●第2章 一度は訪れてほしい 沿線の名物・名所案内
キャンプ座間にある一度も使われなかった特別な防空壕
大山が信仰の山から行楽の山へと姿を変えた理由
南林間駅そばの女学園は、壮大な林間都市構想の名残

●第3章 思わず下車したくなる、不思議な駅を探せ!
梅ヶ丘駅ホームを島式にした背景には壮大な「東京山手急行」計画あり
竜宮城を模した片瀬江ノ島駅は開業半年で撤去されたかも?
どちらも特急ロマンスカーが通過する二つの「足柄駅」の不思議

●第4章 何がどうしてこうなった? 謎の路線の形成史
実現へ向けて動き出すか多摩線延伸計画
多摩線の分岐予定地は、当初喜多見駅だった!?

●第5章 誰もが知りたかった! 小田急電鉄の秘密
小田急のルーツは丸ノ内線にあり? 幻となった地下鉄構想
小田急の起点は、永田町駅になるかもしれなかった?
小学生は運賃一律五〇円! 世間をあっと言わせた値下げに隠された思惑

●第6章 思わず乗ってみたくなる! 魅力いっぱいの車両たち
特急ロマンスカーのフラッグシップ七〇〇〇〇形GSEの魅力
ついに実現した悲願の「新宿~小田原間六〇分切り」
小田急の運転士が国鉄路線を運転していたってホント?

●第7章 どちらがはじまり? 地名と駅名のふかーい関係
小田急の「相模原」駅は、後発の国鉄に駅名を奪われた!?
「相武台前」駅が、二度も改称している深ーいワケ
駅名に「温泉」をつけたりとったり繰り返した鶴巻温泉駅

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