1~2日で出荷、新刊の場合、発売日以降のお届けになります
地震や津波による諸現象の一つとして、メタンガスに注目して考察する。
地震によって解放されるエネルギーは強大で、社会やインフラを一瞬にして破壊し甚大な被害をもたらす。エネルギーの形態には力学エネルギーの他に、熱・化学・核・電磁気・光エネルギーがあり、相互に変換し得る。その結果、地震による発光や電磁気異常などの物理化学現象が生じたり、火災害を引き起こすことも近年わかってきている。歴史的な地震に関しても、地中からの火焔、海中からの火柱、地震発光・津波発光などの諸現象やガス田火災、津波火災現象にメタンが関与している実体が見えてきた。しかしながら、この実体を防災・減災の視野に入れていないのが現状である。
本書では、江戸時代から現在までに起きた大地震や津波を上記の視点から見直し、メタン湧出によるハザードリスクを社会にアウトリーチして、防災・減災の幅と奥行きを拡げるべく注意喚起する。
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。