煙鳥怪奇録 ののさまのたたり

竹書房怪談文庫

煙鳥怪奇録 ののさまのたたり

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出版社
竹書房
著者名
煙鳥 , 高田公太 , 吉田悠軌 , 綿貫芳子
価格
836円(本体760円+税)
発行年月
2023年11月
判型
文庫
ISBN
9784801937536

「かげさん、どした?」
「山口さん家入って人が死んだ」
「かげさん、今日は?」
「宮前さん家入ってまた死んだ」
「かげさんって誰なの?」
「ののさま」

子どもに憑いて死を運ぶ〈影〉と、死亡事故が多発する道路との因果
戦慄奇怪な実話取材録!

怪談収集家・煙鳥が体験者から聞き取りした怪異を自身で綴るほか、気鋭の怪談作家二人が煙鳥に再取材する形で記す異色の実話怪談集。
・北海道で起きたヒグマの怪死事件。猟師が目撃した畏怖なる力とは…「チ・コッ・テレケ」
・アパートの部屋で男の声で聞こえる謎の単語。意味も不明だがある日、聞こえ方に変化が…「へふぁいもす」
・母方の血縁者が何人も同じ夢を見る怪現象。襖からのびてきた手が足を掴み引きずられる、その意味は…「襖」
・柱の中、壁、床下に鏡が埋め込まれていた類似の目撃情報。何かを封じているのかそれとも…「鏡柱」
・瞼の裏に浮かぶ男の泣き顔。祖母から譲り受けた形見の箪笥との因果…「瞼の男」
・幼い頃、田舎の家で出会った男の子と裏山で遊んだ記憶。大人になって疑問が…「裏返る夏」
・東北の集落で年に一度行われる男子禁制の秘密儀式。禁を破って潜入した男が見たものは…「女祭り」
・子どもの影に憑いて移動する〈かげさん〉。かげさんに入られた家からは必ず死人が出るのだが…「ののさまのたたり」
他、膨大な取材録の中から厳選した不気味で奇怪な恐怖譚24話収録!

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