1~2日で出荷、新刊の場合、発売日以降のお届けになります
無軌道に啄む煤けた翼や
信号機の結界を 隕石の大きさで
横切る水素バスの 鱗粉を
束ねながら 空には時折 雲の国があらわれる
(「雲の名前」)
これまでになく、またとない形状で移ろう世界と私たち、固有の生を見つめるために。――ひそめた文字を持ち寄れば、きっと、新しい名前になる。第2詩集。装画=甲村有未菜
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。