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激動の明治に生きた「旧派」俳諧宗匠――
松永貞徳や松尾芭蕉に連なる十一世「花本」の称号を継ぎ、大垣藩士から俳人に転じた上田聴秋の足跡と思想を、新たな資料から探る評論エッセイ。
「前著『俳諧宗匠 花の本聴秋』で書き漏らしたことや、その後に入手した主宰誌のなかで目を惹いたことなど、『落穂』を拾い集め、前著を補完する資料編としてまとめた」(「まえがき」より)
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