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16世紀初頭。神聖ローマ帝国でひとつの大きな戦があった。それは決して史書に表れることのない、“紅世の徒”とフレイムヘイズによる、秘された死闘……。その中心には、紅蓮のきらめきを瞳に宿す女がいた。女は“炎髪灼眼の討ち手”と呼ばれ、燃えるような紅い髪を持つフレイムへイズだった……。彼女は何のために、誰のために戦い続けるのか!?先代“炎髪灼眼の討ち手”の活躍を描いた、待望の第10巻!
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