クィアの民俗学

クィアの民俗学

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出版社
実生社
著者名
辻本侑生 , 島村恭則 , 辻晶子 , 三上真央 , 大田由紀
価格
2,200円(本体2,000円+税)
発行年月
2023年10月
判型
四六判
ISBN
9784910686103

「奇妙な」「風変わりな」といった意味をもつクィア(Queer)。性的マイノリティたちが、自分たちを指し示す言葉として用いてきた。

民俗学の視点で、LGBTと呼ばれる人びとの日常的な営みを捉える七つの論考集。



◇第一部 民俗学史からクィアを考える



第一章 日本民俗学クィア研究史(辻本侑生)



第二章 南方熊楠と岩田準一の「男色談義」(辻 晶子)



 コラム1 『異態習俗考』――クィア民俗学の古典(島村恭則)



◇第二部 「いま・ここ」からクィアを見通す



第三章 大阪「LGBTの駆け込み寺」の実践(三上真央)



第四章 ゲイバレーボールチームの現代民俗学(辻本侑生)



第五章 長崎のマダムナンシー(大田由紀)



◇第三部 クィア民俗学の展開



第六章 性的マイノリティは差別を「笑い話」に変えるのか?(辻本侑生)



第七章 異類/婚姻/境界/類縁(廣田龍平)



 コラム2 ディープ・フォークロアとクィア・アート(島村恭則)

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