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15?17世紀の日本列島の山野は、鉱物・森林・水など豊富な資源をもたらす一方、地震・水害が頻発した。地域社会はその二面性とどう向き合ったのか。甲斐国の事例を中心に、資源の調達・利用や自然災害への対応を追究し、村落間ネットワークの様相を解明。災害史料の成立・継承にも着目し、現代にも通じる自然環境と人間との関係を再考する。
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