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鉄道が陸上交通の主役であった1960年代までは、大手・中小を問わず全国各地の私鉄で貨物営業が行われ、炭坑や鉱山で産する石炭・石灰石・鉱石、それに米や肥料、工業製品、木材など、あらゆる物資が鉄道で運ばれていました。各鉄道では貨物列車牽引用に電気機関車やディーゼル機関車を所持していましたが、道路が整備されて車社会が到来すると、貨物輸送の主役は鉄道からトラックに代わり、国鉄の貨物輸送縮小に合わせ各私鉄でも貨物輸送を縮小あるいは廃止する鉄道が相次ぎました。
本書では、今から30年前の1993(平成5)年4月1日在籍とそれ以降に入線した電気機関車について、その生い立ちと、その後を紹介します。上巻は東日本を中心にとした鉄電気機関車を紹介します。掲載される鉄道は弘南鉄道(弘南線・大鰐線)、十和田観光電鉄、くりはら田園鉄道(旧 栗原電鉄)、蒲原鉄道、越後交通、長野電鉄、アルピコ交通(←松本電気鉄道)、上信電鉄、銚子電気鉄道、東武鉄道、西武鉄道、小田急電鉄、相模鉄道、秩父鉄道、伊豆急行、伊豆箱根鉄道(駿豆線)の計16社です。また上巻には下巻掲載分を含めた全国の私鉄電気機関車についてのカラーグラフが収録されます。
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