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心理臨床家、臨床心理学者である著者が、出生から今日までを振り返り、その時々の心のありようを古今東西の名言と共にしたためた、33の覚え書き。
「心理療法の本質はそのクライエントの生き方だよ」(池見酉次郎)。筆者が修士課程に進学した頃、心理教育相談室はまだ京都大学、広島大学、九州大学にしかなかった。日本の臨床心理学発展を支えたある臨床家の自伝。
「人生とは、初めから目的もなく、ただ生きるだけであり、それは迷路にすぎないととらえることもできるが、私は、人生とは、経験によって積み重ねられた心のあり方と人間関係の有為転変ととらえている。人は、自分の経験をことばで語ることによって自分自身を明らかにしたり、自分なりのものの見方の視座を形成し、生きることの「智恵」を養っていくものである」(「はじめに」より)
●著者紹介
長尾 博(ながお ひろし)
1951年 北九州市で出生
1976年 九州大学教育学部卒業
1978年 九州大学大学院教育学研究科修士課程修了
1981年 九州大学大学院教育学研究科博士課程単位満了中退
1984年 九州大学教育学部助手
1988年 活水女子短期大学講師と助教授を経て
活水女子大学文学部人間関係学科教授
2022年まで、活水女子大学国際文化学部日本文化学科特別専任教授
活水女子大学名誉教授
専攻 臨床心理学、青年心理学、精神医学
学位 医学博士
主な著書:
『心理・精神療法ワークブック』(誠信書房)
『やさしく学ぶカウンセリング26のレッスン』(金子書房)
『青年期の自我発達上の危機状態に関する研究』(ナカニシヤ出版)
『やさしく学ぶ認知行動療法』(ナカニシヤ出版)
など
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