新社会学研究 第8号(2023年)

特集:飲食の社会学

新社会学研究

1~2日で出荷、新刊の場合、発売日以降のお届けになります

出版社
新曜社
著者名
小川博司 , 樫田美雄 , 栗田宣義 , 好井裕明 , 三浦耕吉郎
価格
2,090円(本体1,900円+税)
発行年月
2023年10月
判型
A5
ISBN
9784788518261

新型コロナウィルス感染症の拡大は、経済的困窮により食生活に困難な人々を増加させるなど、食を社会問題として注目させることになった。特集「飲食の社会学」では、マイノリティやジェンダーと食との関わりを扱う4本の論文と2本のコラムを掲載。



目??次



[巻頭エッセイ] 

  『走れメロス』からの社会学

  ──文学から学ぶ社会学と社会学から学ぶ文学の循環を『走れメロス』をもとに実践する  樫田美雄



[特集] 飲食の社会学

  特集まえがき 飲食の社会学──マイノリティの飲食に着目して  守如子

  在日ベトナム人の自然資源利用──料理の後景にある食の「自給」と楽しみ  瀬戸徐映里奈

  [コラム]  「ガチ中華」の誕生とブームの背景  中村正人

  ゲイバー/ホモバーはスナックなのか─一九六四年の風営法改正に着目して  鹿野由行

 “食べる”を考える──食事介助という経験を通して  瀬山紀子

 メディアの中の食卓──バトルでもグルメでも、レシピでもなく  堀あきこ

 [コラム]  NHK ETV特集 『おいでや!おやこ食堂へ』の取材現場から  西澤道子



[連載]

  くまじろーのシネマ社会学⑧ アメリカの原爆娯楽映画から  好井裕明

  極私的社会学⑦ グループホームで父を看取る(7)

  ──〈交響する看取り〉のなかで  三浦耕吉郎

  音楽する映画⑧ 『ダンサー・イン・ザ・ダーク』

  ──突然歌いだしたり踊りだしたりしないミュージカル映画  小川博司



[特別寄稿] 公害物語─予言者と恐怖の啓示  関礼子



[公募特集] 社会学が歴史と出会うとき

 公募特集によせて  三浦耕吉郎

 女装コミュニティにおける非二元的な性概念史

 ──「オーバージェンダー」「インタージェンダー」をめぐる語りから  武内今日子

 あかりのノスタルジー─関東大震災と灯火管制にみる二つの「回帰」  廣瀬由子



[投稿論文] エスノメソドロジー・会話分析研究の投稿支援学  平本毅



[連載]

  大学教員ポストをめぐるホントのところ② エリート公募戦士の戦い方から学ぶ

  ──ショートリストに残る方法、スペックの上げ方、メンタルの維持  齋藤圭介

  同人書評

  ネコタロウに聞け! 異書・外伝篇⑧ これは

お気に入りカテゴリ

よく利用するジャンルを設定できます。

≫ 設定

カテゴリ

「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。

page top