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SDGsが浸透して久しく、私たち消費者の意識もひと昔前とは変化してきている。たとえば、もったいない意識の浸透、「断捨離」「ミニマリスト」といった言葉の流行など、不要なものは買わない・所持しないという風潮になっている。アカデミアの消費者行動論分野においても、これまでは購買や使用の側面に着目されていたが、廃棄に焦点を当てた研究も盛んに行われるようになった。
本書は、世界の、そして日本社会の大きなSDGsの流れの中で、消費者目線からの問題解決のヒントを提示できるような内容を目指し、特にフェアトレード、エシカル消費に焦点を当て、大学生を対象にした調査・分析結果を踏まえた具体的な提言を行っている。また、人と人のみならず人と自然との関係においても未来の消費を考える糸口として、プラスチックごみ問題も取り上げる。
現代の大学生たちはフェアトレード商品に価値を見出しているのか、また、価値創造につながる要因はあるのだろうか。これからの消費、消費者はいかにあるべきか。本書の分析・提言は、持続可能な社会につながる新しい消費のあり方へのヒントとなり、また、そのような視点からのSDGs時代のマーケティングにも役立つはずであろう。
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