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古代ローマで、貴族のほか職人や芸術家など市井のひとびとは、どのような一日を過ごしていたのか? 西洋古代史学の泰斗が軽妙に綴る。解説 田中創
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ローマには歴史のすべてがある! 聖なるものと人間的なもの、すべてが混ざりあうことによって、ローマは「永遠の都市」と呼ばれる歴史の重みをもつに至った。そこでは貴族のみならず職人や芸術家などの市井のひとびとまで、どのような一日を過ごしていたのか? ローマ人の識字率はどのくらいだったのか? 西洋古代史学の泰斗がローマの古代社会と生活について、ポンペイやカルタゴなどの故地も巡りつつ、具体的な姿を掘りおこし生き生きと描きだす。ひとびとが「われらの海(マレ・ノストルム)」と呼んだ地中海世界へと読者をいざなう一冊。
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1日の生活リズム・娯楽・人生観――
地中海世界への誘い
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