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半期理工系向けの確率・統計の教科書.
拙著『理工系の確率・統計入門 第4版』(以下「確率統計入門」と呼ぶ)の短縮版であり,「確率統計入門」の改訂に合わせて本書も改訂することとなった.「確率統計入門」を基準にすると,基本的なスタイルは同じであるが半期使用を想定して全体的に簡素化しており,問題や扱う項目も削減もしくは簡略化し,一部は巻末付録とした.なお,増補として巻末付録に多次元正規分布を追加してある.
確率・統計では,確率関数/密度関数と分布関数のどちらを主にするか,標本分散と不偏分散のどちらを主にするかなど流儀は様々であるが,本書では前者について確率関数/密度関数のみとし,後者について標本分散を主にしてある.代わりに「標本分散と不偏分散の関係式」を明示してある.
(前書きより抜粋)
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