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田園地帯に点在する家々とそれを取り巻くカイニョ(屋敷林)。
美しく不思議な砺波の光景の起源と構造を、ドイツやオーストラリアをはじめ世界でみられる類型とも比較しながら探究する、散村の歴史地理学。
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●著者紹介
金田章裕(きんだ・あきひろ)
1946年生まれ。京都府立京都学・歴彩館館長。砺波市立砺波散村地域研究所所長。京都大学名誉教授。専門は歴史地理学。
〈著作〉
『なぜ、日本には碁盤目の土地が多いのか』(日経プレミアシリーズ、2023年)、『琵琶湖―水辺の文化的景観―』(平凡社、2022年)、『地形と日本人―私たちはどこに暮らしてきたか―』(日経プレミアシリーズ、2020年)、『景観からよむ日本の歴史』(岩波新書、2020年)、『和食の地理学』(平凡社新書、2020年)、『古地図で見る京都』(平凡社、2016年)、他多数。
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