オーストラリア特許・意匠・商標法

現代産業選書 知的財産実務シリーズ

オーストラリア特許・意匠・商標法

取り寄せ不可

出版社
経済産業調査会
著者名
北元健太
価格
3,300円(本体3,000円+税)
発行年月
2023年9月
判型
A5
ISBN
9784806530923

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
本邦初のオーストラリア知的財産法の体系書!
法制度概要から特許・意匠・商標の各制度までまとめた対豪実務家・比較法研究者必携の一冊
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 外国知的財産法を取り扱った優れた書籍は、本邦において数多く出版されていますが、その多くは米国や欧州、あるいは中国や韓国といった国や地域を対象とするものであり、オセアニア地域やオーストラリアを中心に据えたものはこれまで見られませんでした。

 そこで本書は、オーストラリア知的財産法の研究・実務に携わる者を対象として執筆されたものであり、特に本邦からオーストラリアに向けた出願等の実務が現に存在する特許・意匠・商標の各制度に焦点を当て、これらについて体系的な紹介を行っております。

 本書の内容は、第1部から第4部までの全4部からなり、オーストラリアの法制度に関する一般的事項を知的財産法の理解に必要な範囲で解説する第1部に続いて、それぞれ特許・意匠・商標を取り扱う第2-4部を設けた構成となっています。オーストラリアの知的財産法以前に、オーストラリアの法制度自体に馴染みのない読者も多いと想定されることから、各法各論に入る前にワンクッション置くべく、総論として第1部を設けることとしました。オーストラリア法の認知度が必ずしも高くない本邦の現状に鑑みると、第1部は知的財産法の分野の読者に限らず、オーストラリア法一般に興味を持つ読者にも参考にしていただける面があろうかと思います。

 弁護士・弁理士等の法律実務家や企業等の法務・知的財産担当者による対オーストラリア実務に当たっての利用はもちろん、法学研究者等による比較法研究にも活用できる内容となっております。是非、ご一読ください。

◎主要目次
第1部 法制度と知的財産法
 第1章 法体系
 第2章 連邦制と憲法
 第3章 連邦政府
 第4章 制定法
 第5章 裁判所等
 第6章 連邦法上の刑事事件
 第7章 条約
 第8章 弁護士・弁理士制度

第2部 特許
 第1章 概要
 第2章 出願・特許の種類
 第3章 主要な手続
 第4章 有効性要件
 第5章 特許権
 第6章 特許権侵害

第3部 意匠
 第1章 概要
 第2章 主要な手続
 第3章 有効性要件
 第4章 意匠権
 第5章 意匠権侵害
 第6章 1968年著作権法との関係
 第7章 1906年意匠法との関係

第4部 商標
 第1章 概要
 第2章 商標・出願・登録の種類
 第3章 主要な手続
 第4章 登録要件
 第5章 商標権
 第6章 商標権侵害
 第7章 未登録商標等

お気に入りカテゴリ

よく利用するジャンルを設定できます。

≫ 設定

カテゴリ

「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。

page top