近年注目され,その先進をいく神奈川県立こども医療センターのファミリーセンタードケア,アドバンス・ケア・プランニングの考え方と実践例を詳細に紹介。
院内で何が,どのような視点で話し合われているか,幅広い多職種医療者の「視点」を丁寧に取り込むカンファレンスの実際をまとめ,どのように家族へ説明し,治療・支援しているか,どのようにチーム医療で実践しているかを具体的に解説。国内屈指の高い胎児診断率とされる同センターの?年の症例集積データを示しつつ,単なるデータ集を超えて,家族への説明や治療に悩む医師・医療者にとって治療・支援の方向性を考える契機となる示唆に富む一冊。
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