出版社よりお取り寄せ(通常3日~20日で出荷)
※20日以内での商品確保が難しい場合、キャンセルさせて頂きます
【はじめに より】
私たちは現在、比較的身近に江戸期の資史料に触れることが出来る。その多彩な資史料には、当時の人々の姿が如実に示されているが、その資史料に登場する「人」、漠然と述べられている無人称の「人」の中には、往々にして女性は含まれていない。「一般論」として記されている書き物に登場する「人」とは、主として男性であり、女性ではないことが多い。言い換えれば、資史料を記述する人の眼中には、女性はいないこと、女性の存在は、意識外に置かれることが多かったといってよいのかも知れない。(中略)本書では、余り眼中にされて来なかった女性、なかでも、圧倒的多数を占めていた庶人の女性に焦点を当てて検討を加えていきたい。
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。