取り寄せ不可
わたしは誰? あなたは誰?
この胸の愛を、信じていいの?
どうしよう……自分の名前すら思い出せないなんて!
病院で目覚めた彼女は、クレアという名前であること、
交通事故で頭を強打して記憶を失ったことを看護師から説明された。
だが何より彼女を不安にさせたのは、左手の薬指に光るダイヤの指輪。
もしかしてわたしは誰かと婚約しているの?
そこへ、背の高いハンサムな男性が訪ねてきた。
タイラスと名乗る裕福そうな彼は、クレアの婚約者だという。
クレアはタイラスの豪華な大邸宅で静養することになり、
思い出せなくとも彼への愛情は日々育っていった──その朝までは。
突如として記憶を取り戻した彼女は絶句した。彼は……誰なの?
もしも愛した相手が婚約者ではなく、別人だったら……? 記憶のラビリンスとも言うべき謎めいた展開に引きこまれる、大人気作家ジェシカ・スティールが円熟期に生んだ大ヒット作をお届けします!
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