鉄道愛唱歌事典

鉄道愛唱歌事典

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出版社
ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス
著者名
長田暁二
価格
3,520円(本体3,200円+税)
発行年月
2023年10月
判型
A5
ISBN
9784636930801

歌謡曲、唱歌・童謡、世界の歌から、鉄道にまつわる曲を、そのエピソードとともに紹介する貴重な書籍が登場。鉄道の歴史の折々に誕生した名曲の時代背景や制作の裏話などを、JASRAC音楽文化賞を受賞した音楽文化研究科の長田暁二が書く。

■著者について
長田 暁二(おさだ・ぎょうじ)
 郡笠岡町の威徳寺が焼失し、寺の再興のために父と兄とともに帰郷。3歳のときに生母を慕って寺の前の石段33段を這いながら降りて線路に入り、汽車にひかれる。昭和8年頃、父は長島伊和子と再婚、筆者を伸び伸びと明るい性格の子に育てる。 昭和23(1948)年、駒沢大学英米文学部に入学。翌年の夏休みに帰郷した折、幼稚園の先生をしていた西谷泰恵と学生結婚。喜世子、ふみ子の2児を授かる。学生の間は日本コロムビアでアルバイト、昭和28(1953)年にキングレコードに入社。童謡担当ディレクターを経て、昭和50(1975)年2月に作曲家・遠藤実の骨折りでポリドール学芸部長に。昭和55(1980)年、徳間音楽興業の常務取締役に就任。2年2ヵ月で退社後は、テイチク(現テイチクエンタテインメント)顧問として、おもに通販関係の仕事に従事。昭和57(1982)年に音楽文化研究家として独立、著作をはじめ、キングレコード、日本コロムビア、テイチクで発売するアルバムの解説の執筆、日本各地への講演活動など幅広く活動。現在は、熊本県菊池市の「長田暁二音楽記念博物館」に、自身の音楽資料20万部を送る作業を毎日続けている。
 中田喜直、大中恵、磯部俶、宇賀神光利、中田一次の5人の作曲家で結成した「ろばの会」と共に企画したLP盤、児童のための音楽入門『チュウちゃんが動物園にいったお話』は、昭和33(1958)年、文化庁芸術祭賞を受賞。日本レコード大賞は、童謡賞で「ちいさい秋みつけた」をはじめ7回、新人賞で倍賞千恵子の「下町の太陽」など。『イタリア古典歌曲集』でADFレコード大賞、「ピアノと鳥とメシアンと」(ピアノ:木村かをり/指揮:岩城宏之/演奏:東京コンサーツ)でACCディスク大賞(共にフランスの賞)など、企画制作に携わったレコードで受賞多数。ほか平成19(2007)年には日本童謡協会から童謡文化賞、平成27(2015)年にJASRAC音楽文化賞など、音楽文化研究における長年の業績に対しても数々の賞を受賞する。
 趣味はハーモニカ、将棋。尊敬する人物は作曲家の遠藤実と、評論家でNPO法人「日本子守唄協会」代表の西舘好子、兄の暁一。「平々凡々に暮らしたい」というのが人生の目標。

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