1~2日で出荷、新刊の場合、発売日以降のお届けになります
著者は、若くより南西諸島の島々を旅することに魅せられ、南与那国や南波照間のユートピア幻想にとらえられていた。しかし、年齢を重ねるほどに、そうした幻想を夢見ながらも島にとどまり、現実を引き受けた人々の日常に自分の思いを重ねることが多くなった。日々の平凡な時間を迎え、自分の足許を見つめ、渡りきれぬ海を渡り続ける毎日こそが、生きること、人生なのだ。そう思うようになった著者の新詩集。繊細な言葉で日常の密やかな詩情を掬い取り、普段使いの平易な言葉で優しくなつかしい記憶を呼び起こす。
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。