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★★「子どもと通じ合えない」と悩む保育者の方に★★
保育現場で障がいがある子どもの半数以上は、【人とのかかわり方】に課題があります。
本書は、対人関係がスムーズにいかない子の4タイプをチェックシートで確認し、タイプ別の目標や支援内容を提案しています。臨床発達心理士の著者が多くの保育者と相談を重ねてつくりあげた、発達障がいが疑われる子どもの特質にそった「かかわり方」のガイドブックです。
STEP1●チェックシートでタイプを調べる
シートには、園の集団生活における子どもの様子や人とのかかわりについての項目があり、それらが、子どもの対人相互作用のタイプを知る手がかりとなります。
シートは「幼児期前期(2~3歳児用)」と「幼児期後期(4~6歳児 用)」の 2種類です。
STEP2●チェックシートの結果からタイプを判断する
チェックシートの項目すべてをチェックしたら、本書を参考にタイプを判断してください。
Aタイプ:自分の世界を守る子ども
Bタイプ:人よりも興味を中心に生きる子ども
Cタイプ:自分なりの感じ方で人とかかわる子ども
Dタイプ:自分を中心に人とかかわる子ども
STEP3●各タイプの子どもたちの目標や支援内容を考える&実践
本書では各タイプの子どもたちの目標や支援内容を提案しています。全タイプ共通して、次のような内容を押さえていきます。
◆目標…「成長過程の中で、こうなる・このスキルを得る可能性がある」という子ども側の目標。「個別の指導計画」を作成する上で役立つ、短期・長期目標づくりの参考になります。
◆支援…各目標に対し、基本となる支援のポイントをイラストなど交えて具体的に例示します。使える教材・遊具も併せて紹介します。
◆対応例…入園から卒園まで、園生活の中で予想されるトラブルなどエピソードを一つひとつ採り上げ、保育者はどうかかわればよいか、具体的な「保育の知恵」を紹介します。「知恵」の根拠になる考え方も示します。
【目次】
第1章 人とのやりとりが気になる「4つのタイプ」
第2章 チェックシートの使い方
第3章 Aタイプの子の理解と支援
第4章 Bタイプの子の理解と支援
第5章 Cタイプの子の理解と支援
第6章 Dタイプの子の理解と支援
第7章 タイプが見極めにくい子どもの理解と支援
第8章 人とのやりとりを育てるための教材・遊具
(集団生活の流れがわかる/順番や自分の場所をわかる/自分のものと人のものの区別ができる/あそびのルールがわかる/人との距離の取り方がわかる/困ったときの対処方法がわかる/活動の手順がわかる/同じあそびを共有できる/会話を引き出すことができる/友だちと交互にあそぶことができる/友だちの気持ちがわかる/落ち着く空間で安定できる/感覚で安定できる/集中することで安定できる/ストレスを解消できる)
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