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東南アジアの比丘サンガで2度にわたる出家修行を経験した心理学者による、仏教修行における心と身体の変容の克明な記録
「宇宙の普遍法則であるダンマを知り、ダンマに即して生きていくならば、結構充実して生きていける」――(著者)
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この本を読み終えると、なぜか自分が無敵になれた気がした。
大袈裟ではなく、全ての苦難から救われる「宇宙のルール」が書かれていたからだ。
このルールを知っているかどうかで間違いなく人生は変わる。
出家した者しか知ることができないはずの境地を丁寧にリアルに見せてくれた著者に大感謝。
心と肉体の大冒険記を堪能せよ!
オカルト編集者/
不思議系ウェブサイト
「TOCANA」総裁
角由紀子
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日本で仕事や生活をしてきた中年男性の私が、ミャンマーとタイで僧侶となり、それぞれおよそ三カ月間ほどの短期出家修行をした体験を紹介したいと思います。
出家修行者の生活というのは、人間にとってもっとも正しい生活をとことん追求した理想型の生活のひとつであると思われるからです。
ブッダの教えに従って実際に出家して修行するということがいったいどういうことなのか、その修行は心になにを引き起こし、どのような利益があるのか、本書を通じて読者の方々にその一端でも伝われば幸いです。
今から約二五〇〇年前にゴータマ・ブッダが示した修行の道は、決して古くさいものではなく、現代でも十分通用するものであり、むしろ情報やテクノロジーが溢れかえる爛熟の時代に、よりいっそう光を放っています。現代の心理学や、さまざまな宗教、あるいはスピリチュアルな教え、所謂マインドフルネス瞑想では決して得ることのできない、苦しみを乗り越えるもっとも確かな道がブッダの瞑想修行にはあることを見い出せるのです。
(「はじめに」より)
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