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医学はいつになったら「本当の科学」になるのか?
「心臓発作は“ヒステリー”」
「HPV(ヒトパピローマウイルス感染症)は“女性だけの病気”」
「卵子は“精子をただ待つ無力な存在”」…
心疾患、骨、幹細胞、更年期、セックス、ホルモン、そして生殖。
長らく「男性の身体」だけを基準としてきた医学は、いつしかあらゆる領域に男性優位主義を浸透させ「非男性の身体」の声を聞くことなく発展した結果として、人間を測りまちがい、不平等を温存し、健康を害しつづけている。
この現状をいかに正し、医学と科学をいかに未来に導くべきか。医療をジェンダーバイアスから解放し、「すべての身体」を救うものにするための必読書。
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