2022年10月1日、享年79。
不世出のプロレスラー、アントニオ猪木は死んだ。
わたしたちは「猪木ロス」を乗り越えて、問わなければならない。
わたしにとって、あなたにとって、プロレス界にとって、時代にとって、社会にとって、アントニオ猪木という存在は何だったのか。
アントニオ猪木とは果たして何者だったのか。
哲学者から芸人まで独自の視点を持つ7人の論客が、あらゆる枠を越境したプロレスラー、アントニオ猪木という存在の謎に迫る。
全て書き下ろし。
◆目次◆
壁抜けしつつ留まる猪木--入不二基義
馬場派からの猪木論--香山リカ
A LONG TIME AGO……--水道橋博士
存在無意識に生きたプロレスラー--ターザン山本
1000万人に届く言葉を求めた人--松原隆一郎
アントニオ猪木 あれやこれやの語--夢枕 獏
猪木について考えることは喜びである--吉田 豪
◆著者略歴◆
入不二基義(いりふじ もとよし)1958年生まれ。哲学者。
香山リカ(かやま りか)1960年生まれ。精神科医、プライマリ・ケア医。
水道橋博士(すいどうばしはかせ)1962年生まれ。芸人。
ターザン山本(たーざん やまもと)1946年生まれ。元「週刊プロレス」編集長。
松原隆一郎(まつばら りゅういちろう)1956年生まれ。社会経済学者、放送大学教授。
夢枕 獏(ゆめまくら ばく)1951年生まれ。作家。
吉田 豪(よしだ ごう)1970年生まれ。プロインタビュアー、プロ書評家。
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