算数授業研究 148号

集団検討で学びを深める

算数授業研究

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出版社
東洋館出版社
著者名
筑波大学附属小学校算数研究部
価格
980円(本体891円+税)
発行年月
2023年8月
判型
B5
ISBN
9784491053448

編集後記
◆オール筑波サマーフェスティバルの3年ぶりの対面開催ができた。全国から集まった講堂を埋める多くの先生方。そして,算数部OBの細水保宏先生,田中博史先生,山本良和先生が集った。子どもたちが躍動する授業,厳しい意見や熱い議論。元気が出る夏の風物詩だ。
◆一人よりも協働で学べるよさを明らかにしようとした「特集 集団検討で学びを深める」。瀧ヶ平先生には,数学的コミュニケーションの「創発」について論じていただいた。情動的な経験と他者の表現との出合いの場をつくりだすこと。松山先生からは,最近耳にする「心理的安全性」という視点から算数授業を支える集団づくりについて論じていただいた。教師の働きかけの種類,価値付け方は,自分の関わりを見直す視点となるだろう。
◆対面開催の研究会は,コロナ禍の研究会のように一人パソコンの画面の前ではない。協議会後に授業や教材について,仲間と一緒に話し合える。子どもたちとこんな授業がしたい! 心が躍り,仲間と語り合いたくなった。まさに大人の集団検討のよさを感じた。まだ対面の研究会に行ったことのない方は,ぜひ筑波附小の講堂にお越しください。
◆上の会では,「算数授業研究」誌もたくさん手に取ってもらい,お陰様で定期購読者も増えた。仲間を6名集めていただければ,支部として算数部員が勉強会に参加できる。一緒に算数授業の研究を盛り上げていきましょう。
◆最後になりましたが,編集作業を粘り強く支えてくださっている東洋館出版社の石川夏樹様には,厚く御礼を申し上げます。
(田中英海)

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