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素粒子物理学の基礎から最先端の理論・実験までを,わかりやすく解説した入門書である。初学者のために,数式による理解とは別に,なぜそう考えるのか,素粒子物理学の描像と日常の世界とをいかに結びつけるのかを,直感的に理解できるよう解説を試みた。改訂にあたっては,近年のメイントピックであるヒッグス機構,フレーバーとニュートリノの物理,標準模型を超えた理論(超対称性理論や超弦理論)に関して説明を充実させた。また付録では,新たにリー代数に関する項目を設け,素粒子物理学の全容を理解できる一助とした。
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