大辻清司実験室

大辻清司実験室

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出版社
リブラ出版
著者名
大辻清司
価格
2,200円(本体2,000円+税)
発行年月
2023年9月
判型
B5
ISBN
9784862494443

生誕100周年、写真家・大辻清司の写真論考の待望の書籍化。

1975年1月号~12月号の月刊「アサヒカメラ」(刊行当時の発売

元=朝日新聞社)に連載された、大辻清司の写真と文章による連

載「大辻清司実験室」を忠実に再現。

大辻はこの連載において、身の回りのモノや連載期間中の出来

事を撮影しつつ、自ら批評するという二役を同時に行い、写真

表現と写真論の統合を試みた。自身の出発点であるシュルレア

リスムと写真の接点において、「モノ(オブジェ)」とは何か

と問い、瞬間的な反応に従う「オートマティスムを実践した。

また、1970年前後に現れた「コンポラ写真」と呼ばれる写真の

動向を自ら取り組んで見せるなど、ストレートな写真表現への

多様なアプローチが収められている。

本書は、徹底的に個人的な出来事を主題とし写真表現の在りか

を探る大辻の写真観が現れた写真作品であり、写真論である。

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