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喜びも悲しみも、出会いも別れも、人生は「合掌に至る道」だった――。人生に虚しさを覚え、生きる実感を求めて放浪生活に身を投じた著者が出遇ったものとは。
《目 次》
まえがき
お祖母様への手紙………………
1 愛別離苦
2 いのちの悲しみ
3 倶会一処
宮森サヲさんのこと………………
1 サヲさんとの出遇い
2 美知子の遺言
自我意識………………
1 分裂する自己
2 意味を問うということ
3 自我意識を破るもの
4 身の事実に聞く
浄土のありか………………
1 後生の一大事
2 開かれる浄土
3 方便と真実
4 はたらく真実
5 いのちの大地
百名山………………
1 なぜ山に登るのか
2 山の向こう
3 ふるさとの山
合掌の道………………
1 蓮如上人御影道中「御下向」の記――京都から吉崎へ――
2 蓮如上人御影道中「御上洛」の記――吉崎から京都へ――
3 近江から京都へ
ウイルスの挑戦………………
参考文献
あとがき
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