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N-I、H-II、H-I、H-II ロケットの構造開発に携わった著者の経験を通して得られた構造設計技術に関する知見をまとめた本書は、刊行以来、好評を博してきた。本改訂では、 全体にわたって見直しを行うとともに、NASA の技術文書の改訂の反映、定量的な理解を容易にするよう解析例の追加、および初版に含められなかった知見の追加を行っている。なぜそのように設計するのか、どのようにしてその設計を実現するのかにまで踏み込んだ、唯一の液体ロケット設計解説書!
主な改訂内容
① NASAの設計基準の改訂を反映し、設計・製造の検証方法としてプロトタイプとプロトフライトの適用を明確化
② 空力形状の中でも特に重要な先端形状について、その空力特性(垂直力係数、風圧中心および抗力係数)の解析例を追加
③ 突風モデルに関して、初版で説明したサターン・ロケット開発以降で適用実績のある台形状モデルに加えて、NASAによって見直されたスペース・シャトル用の正弦波状突風モデルの説明を追加し、両モデルを比較
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