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響き渡れ、平和への翼
太平洋戦争開戦の年に生まれ、ロシア文学と音楽に興味を抱き続ける主人公、ジョージの半生を「人間の幸福とは」というテーマを一つの軸として回顧している。
故郷、富岡での子供時代、東京での学生生活と、1964年の東京五輪でのロシア語通訳の経験、会社員時代のモスクワ支店勤務、パラオで戦死した父親への追憶、そして御巣鷹・・・。主人公は様々な場所、出来事を通してかけがえのない出会いと別れを繰り返す。
会社を退職し、大学教員となり、そして中央アジア・キルギスタンでの日本語ボランチア教師へと至る。
その地に住み、現地の人々との血の通った交流を通して、「喜んでも悲しんでも人生は一度きり、そして1つの道しか進めない」との思いを噛みしめ、大河のごとき物語を紡いでいる。
混沌化する世界、数年続いた病禍によって人々は千々に分断された。一方で人類は比類なき強靭なレジリエンスを持っている。それは歴史上幾度となく目撃されてきた。いつの日か、また皆が笑顔になれるように、心を込めて。
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