書物の時代の宗教

アジア遊学

書物の時代の宗教

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出版社
勉誠社
著者名
岸本覚 , 曽根原理
価格
3,080円(本体2,800円+税)
発行年月
2023年9月
判型
A5
ISBN
9784585325338

日本近世の宗教は、出版文化の発達により大きな転換を迎える。
中世までの写本の時代と異なり、木版・整版による出版が商業的に発達し、
明治以降の洋式活字出版の時代とも異なる、一つの時代が形成されたのである。
そのような流れの中で、仏神のイメージや宗教環境はどのように変化したのか。
民間のカミ、為政者たちが崇める仏神、そして東照宮を頂点とする国家の宗教体系は、
近世社会とどのような関わりを持ったのか。
書物との関係を射程に入れて、社会情勢や文化現象の中で揺れ動く宗教の姿を読み解く。

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