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玄界灘に面する城下町として発展してきた唐津市、伊万里焼の産地として知られる伊万里市、日本の磁器の発祥の地とされる有田町、美しい自然の光景が数多く残る「玄海町」。本書は、これらの地域で撮影された「昭和」時代の写真を600点超を収録した。
戦前の光景をはじめとして、戦後の街並みや商店街、郊外の風景、今も続く様々な祭り、鉄道をはじめとした交通網の変化、懐かしい学び舎など、テーマごとに写真を分類した。さらに、「唐津城」「炭鉱」「唐津くんち」「伊万里トンテントン祭り」「有田くんち」など、故郷を語るうえで欠かせない印象的なトピックをフォトコラムとして紹介。市町村合併前の浜玉、厳木、相知、北波多、肥前、鎮西、呼子、七山の姿にも触れることができる。
初版1,300部の限定出版で、増刷は行わない。
表紙画像は、唐津くんちの曳山「武田信玄の兜」で、背景はまいづる百貨店(昭和37年)。
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