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生誕120年!
いますぐに君はこの街に放火せよその焔の何んとうつくしからむ (『植物祭』)
塚本邦雄、山中智恵子の師であり、「現代短歌の発端」として比類なき歌を紡いだ歌人・前川佐美雄。
代表歌集『植物祭』『大和』を完本で収録、前川佐美雄の短歌世界を見渡せる1600首。編者による詳細な解説、年譜を付す。
『葛原妙子歌集』(川野里子編)、『山中智恵子歌集』(水原紫苑編)に続く新編歌集シリーズの第3弾。
【栞】
石川美南
菅原百合絵
永井祐
【収録歌より】
いますぐに君はこの街に放火せよその焔の何んとうつくしからむ(『植物祭』)
春がすみいよよ濃くなる真昼間のなにも見えねば大和と思へ(『大和』)
春の夜にわが思ふなりわかき日のからくれなゐや悲しかりける(『大和』)
火の如くなりてわが行く枯野原二月の雲雀身ぬちに入れぬ(『捜神』)
「おつくう」は億劫(おくこふ)にして億年の意としいへればこころ安んず(『白木黒木』)
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