取り寄せ不可
傲慢に次ぐ傲慢――
なのに彼に惹かれてしまうなんて。
友人の結婚式と仕事のため、異国の地を訪れたキーラ。
豪華ホテルでの式が終わり、中庭で披露宴が始まる前のこと。
穏やかな低い声がして振り向くと、長身で黒髪の美男が立っていた。
これほどの色気を放つ男性に会うのは初めてだわ……。
言葉を交わすうち、抗いがたい魅力に惹きつけられ、
気づけば彼に唇を奪われていた。ああ、なんということを!
娼婦の娘と蔑まれてきた生い立ちから、男性とは関わらないと誓っていた。
破滅の予感に怯え、キーラは彼の腕を振り払ってその場を逃げ出した。
ところが翌日、仕事の依頼でさる宮殿に足を運んだ彼女を迎えたのは、
なんとキスの相手――現代のマハラジャと名高い実業家ジェイだった!
キーラはジェイと仕事の契約を結びますが、強烈な男性的魅力を持つ彼とは距離を保つべきだと考え、恋心を自制します。ところが、とてつもない豪雨に見舞われたある日、とうとう彼の部屋で純潔を捧げてしまいます。そこから愛人関係を結ぶことになるとは……!
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