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ハーバーマスとホネットにとって「批判」とは何か。批判理論を代表する両者の批判の方法論を捉え、現代政治理論との対話を試みる。
ハーバーマスとホネットは批判を介して理論と実践がいかに関わるのか、理論家と当事者の関係を論じる「批判の方法」を探求してきた。本書は両者の主著を読み解きその方法論を「再構成的批判」として析出する。またロールズ、ウォルツァー、フレイザーらとの論争を検討し、規範的政治理論の文脈で批判理論の独自性を明らかにする。
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