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それは、恋とは違う。
もっと神聖な気持ちだ。
私は神様を慕うように、ライトに夢中になったのだ。
だから、いつも、近くにいたかった。
誰よりも、そばにいて、もっと心を通わせたかった。
高校生になった今でも、あんなに誰かに夢中になることは、もう、二度とないだろうと思っている。
私にとってライトは、今でもそういう特別な存在だ。【菜摘】
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あの瞬間、僕の味方は、ライトだけだと思った。
この関係を絶対に大事にするんだと、切実に思ったことを僕は今でもよく覚えている。 【リク】
(本文より)
ライトは神様。ライトは天使。人間のふりをしているだけで本当は……。リクと菜摘はそれぞれの心の中を瞬時に見抜いたライトに強烈に惹かれ友達になりたいと願う。そして、学校では互いに知らん顔、でも放課後はライトの家で集まる3人の秘密の友情関係が始まる。
1 リクの野望
2 菜摘の衝撃
3 リクの歓喜
4 菜摘の幸福
5 リクの絶望
6 菜摘の努力
7 リクの憂鬱
8 菜摘の後悔
9 リクの熟考
10菜摘の困惑
11 リクの暴露
12 菜摘の本心
13 リクの最悪
14 菜摘の変化
15 十七歳のリク
16 十七歳の菜摘
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