視覚や聴覚といった単独の感覚ではなく、複数の器官から得られた情報の相互作用によってはじめて生み出される認知に焦点を当てる。
味や香りで食事を楽しみ、口元を見て声を聞くことで会話するといったように、私たちが経験する日常的な出来事の多くは、複数の感覚の情報を解釈することで成立している。感覚モダリティに共通する融合てがかりの存在を明らかにし、行動実験に基づいて議論されてきた感覚融合認知の原理とメカニズムを、典型的な現象を元に解説する。
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