取り寄せ不可
あなたは、こどもが泣いていたら、騒いでいたら、どう感じますか?
筆者は3人のこどもを育てるお母さん。「こども乗せ」自転車も、車も持たず、賃貸のアパートに住んでいます。
家の中で、注意しても走り、飛び回るこどもたち。「騒音についてのお願い」の紙がポストに入ります。バスで泣いてしまうこどもを必死にあやしても泣き止まず、ほかの乗客に「うるさい!」と叱られたりもします。
公園でこどもを遊ばせていたら通報されるというニュースを見て、「一体こどもはどこで思い切り遊べば良いのだろう?」と考えたりもします。さらにコロナ禍で、こどもたちの居場所はどんどん社会に奪われていきました。
筆者は、あなたかもしれません。作中の登場人物にもあなたがいるかもしれません。こどもを育てることは、こんなに肩身の狭い思いを抱えないといけないのです。
しかし筆者は、そんな現実に対して、不思議と絶望をしていません。こどもたちという希望を育てているからです。こどもたちは、お利口さんで静かな良い子というタイプではなく、言う事を聞かず、個性豊かで、面白い事件を毎日沢山起こしてくれます。どんなに追い詰められていても、こどもたちとおしゃべりをして、筆者はお腹を抱えて笑って生きているのです。
詩文集『おしゃべりのなかのこどもたち』は、筆者が必死に書き残した宝物のようなおしゃべりが沢山詰まっています。
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