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北海道で最も長い河川、石狩川とともに歩んだ人々の営みを描く。明治の開拓期に流域では水運を利用して屯田兵や開拓団の入植が進んだが、度重なる水害にも悩まされた。治水事業には最新の技術が導入され、農地は広がり、北海道を食糧の一大生産地に成長させる原動力となった。1981年夏に大きな被害をもたらした「56水害」を経て、さまざまな治水計画が試みられたが、地球温暖化に伴う気候変動で今、新たな課題に直面している。歴史的な写真や図版を掲載し、石狩川と人々の闘いと共生の歩みを振り返る。
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