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戦前の日本で、軍隊を秩序と規律ある組織たらしめる仕組みとして存在していた「軍事司法制度」。本国でのその認知度は決して高くはなく、一部では、法に背いた者に対して懲戒処分や体刑や死刑などの恣意的な裁きを行う悪しき制度であったかのように捉えられている。果たしてそれは真実なのか? 「軍事司法制度」はいかにしてつくられ、運用されたのか、「指揮・統制への寄与」と「公正性の担保と人権の擁護」というふたつの分析概念にもとづき研究・検証。著者の石橋早苗は早稲田大学政治経済学部を卒業後、企業に勤務。約38年間の会社員生活を経て拓殖大学大学院へ入学し、国際協力学研究科安全保障専攻を選択。本書は著者の博士論文を書籍化したもので、索引と参考資料を加え、付録として日本陸軍の「軍事司法制度」に関する史料も収録した。
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