縄文の断片から見えてくる

縄文の断片から見えてくる

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出版社
古小烏舎
著者名
古谷嘉章 , 石原道知 , 堀江武史
価格
2,200円(本体2,000円+税)
発行年月
2023年8月
判型
四六判
ISBN
9784910036045

はじめて語られる、縄文土器の修復の世界。

 

修復から考える縄文土器。

熟練の修復家が実際に触れて感じる縄文の技と心と「わからなさ」

 

一般にはほとんど知られていない縄文土器の修復の迷宮を探る。

土の中から破片が発掘され、修復され、私たちが縄文土器として目にするまでには、いくつもの実に厄介な、意外に身近な問題が存在する。

断片と欠損の意味、文様の繰り返し、修復の介入度合い、修復箇所の判別、完形復元にすると見えなくなるもの、現代感覚で修復する危うさ……。そもそも「修復とは何のために何をすることなのか」という問題を抱える考古遺物・考古学の迷宮を、縄文土器の修復という営みから、また世界の修復事例から、人類学者と修復家が探究する。

 

 

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