〈聖なるもの〉を撮る

〈聖なるもの〉を撮る

1~2日で出荷、新刊の場合、発売日以降のお届けになります

出版社
山川出版社(千代田区)
著者名
港千尋 , 平藤喜久子
価格
2,750円(本体2,500円+税)
発行年月
2023年8月
判型
四六判
ISBN
9784634152366

聖地・祭り・教祖など、〈聖なるもの〉に惹かれ、シャッターを切ってきた写真家と宗教学者が、あらためて〈聖なるもの〉を撮ること、〈聖なるもの〉の写真との向き合い方を語る。
誰もがスマホを持ち歩き、誰もがいつでも撮影し、発信する時代に〈聖なるもの〉の写真を撮ること、撮ってきたこと、そしてその写真を見ることとはなにかを考える。

---------------------------------------------
〈目次〉

〈聖なるもの〉を撮ることとは
        ―「はじめに」に代えて 港千尋・平藤喜久子
第1部  聖なる風景
神話の風景               平藤喜久子 
観光のまなざしのなかの近代の聖地―ルルドを中心に    山中弘 
天皇陵をめぐる歴史の旅         伊奈英次 
「アイヌの地」―「アイヌ-モ-シリ」を撮ること      露口啓二
不可視の場所、反転する世界       シェレンバウム・ゾエ 

写真家と研究者で、失敗写真を考える①  港千尋・平藤喜久子 

第2部  聖なる人
聖なる像のトライアル          港千尋 
秘教家たちの肖像            深澤英隆
「教祖」と写真             弓山達也 
格闘する人―人間を超えた存在に向かって 甲斐啓二郎 
あたため戯れる―ザールを撮る      川瀬慈 

写真家と研究者で、失敗写真を考える②  港千尋・平藤喜久子 

第3部  先人たちのまなざし
柳田國男と/民俗学と写真―方法論の不在について  飯倉義之
折口信夫と写真―「実感」を記録し、伝える     川嶋麗華 
小泉八雲の写真―歴史資料としての価値を見すえて  小泉凡 
岡本太郎のまなざし―聖なるものへの挑戦      大杉浩司 
写真家と研究者で、失敗写真を考える③  港千尋・平藤喜久子 

執筆者紹介  

---------------------------------------------
〈編者〉

港 千尋(多摩美術大学教授)

平藤 喜久子(國學院大學教授)

お気に入りカテゴリ

よく利用するジャンルを設定できます。

≫ 設定

カテゴリ

「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。

page top