当初、「病理的な登校拒否の長期化」や「非社会的な若者」として取り上げられた「ひきこもり」の概念は、社会的認識、当事者像、医療的アプローチ、いずれも大きく変遷を遂げ、現在も変わり続けている。当事者・臨床家・研究者の3人がこの30年間を振り返り、いかなる支援と対応が望ましいのか、「ひきこもり」が何を世に投じているのかを論じる。
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