国語のアクティブラーニング音読で育てる読解力

国語のアクティブラーニング音読で育てる読解力

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出版社
言問学舎
著者名
小田原漂情
価格
2,420円(本体2,200円+税)
発行年月
2023年8月
判型
A4
ISBN
9784991077685

『国語のアクティブラーニング 音読で育てる読解力』は、子どもたちの「真の国語力」をはぐくむため、2019年3月から言問学舎がシリーズとして出版している国語教材です。当初から高学年用(小学5年生以上対象)、中・低学年用各3巻の合計6巻を刊行する計画としており、本書はその高学年用最終巻である、第3巻となります。刊行順としては中・低学年用第3巻の制作を残しておりますが、内容的な完結篇となる本書において、「真の国語力をはぐくむ」こととともに、これからの時代を生きる子どもたちに大切なことを知って欲しいという願いをこめて、この時期の刊行を企てました。 「真の国語」は、作られた「正解」を見つけるために文章を読むのではなく(その時、大半の読者は「答えさがし」をしながら文中から「情報」を拾い集める読み方になると思われます。傍線部に付属する問題を途中で見るなど、もってのほかです。先に問題を見るのも同様です)、目の前にある文章に何が書かれているのか、著者(筆者)が何をあらわし、伝えようとしているのかに虚心坦懐に真向かい、文章が自分に与えてくれるものを正しくつかみとることからはじまります。 そうしてつかみとった文章の「本質」を、自分の身に引きつけ、自分の考えを組み立てて行く、これが第二段階です。ただ、自分の身に引きつけると言っても、多くの子どもたちは「どこから、どうやって」考えはじめればよいのか、わからない場合が多いです。ここが大きなポイントで、本書・本シリーズでは、読者に的確な手がかりを差し出す「読解シート」を、一つの文章の直後に構成してあります> 加えて本書(「小学5年生以上3」)では、これからの時代を生きる子どもたちに大切なことを知り、考えてもらうことを志し、1945年8月6日に広島に落とされた原爆、同8月9日に長崎に落とされた原爆と、言問学舎からほど近い「わだつみのこえ記念館」に伝えられる戦没学徒のことを書きました。物語ではなく、説明文的随筆で、『はだしのゲン』や『長崎の鐘』、『この子を残して』、『きけわだつみのこえ』などからわたくし自身が学んだことを中心に、今の子どもたちにもわかりやすく、そのようすを伝えています。 音読を入り口として深い国語の世界を知ることができ、大切なことを学べるのが、本書『国語のアクティブラーニング 音読で育てる読解力 小学生以上対象3』です。

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