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手塚治虫のマンガと言葉で読む戦争!!
手塚治虫は、太平洋戦争当時、大阪大空襲に遭遇して九死に一生を得た経験がある。そうしたことから手塚は、数多くのマンガ作品の中で、戦争の悲惨さや無意味さを描いてきた。
本書はそんな膨大な戦争マンガの中から10作品を厳選して収録したアンソロジーである。
また手塚は講演会やエッセイなどで機会があるごとに自身の戦争体験を語り、戦争反対を強く訴え続けた。本書にはそうした戦争について語った手塚自身の「言葉」も収録している。
戦争とは何か、なぜ戦争はなくならないのか、いま日本で戦争が起きたら自分たちはどうなってしまうのか。本書に込められた手塚治虫からのメッセージは、戦争を経験したことのない若い世代にも、戦争を考える格好の機会を与えてくれるはずである。
監修は手塚治虫の長男でヴィジュアリストの手塚眞。
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